COMMUNITY / 地域活動
オンケイは、企業の外で何をしていますか?
福祉を、まちに開く活動をしています。対話の場、ラジオ、イベント、地域プロジェクト、学校での講義。企業ソーシャルワークと同じ「聞く・あいだに立つ・構造を捉える・仕組みに変える」という方法を、苫小牧市・安平町を中心とした地域の暮らしの中でも実践しています。これは本業の添え物ではなく、「見えていないものを、なかったことにしない」というミッションの実践そのものです。
なぜ、企業向けの会社が地域活動をするのですか?
「聞く」は、企業の中だけで必要なものではないからです。
職場で言えないまま黙っている人がいるように、地域にも、まだ困りごとだと気づかれていない小さなズレがあります。障害や年齢や立場で「できない」と決められてきた人がいます。福祉の知恵は本来、そうした人と人の「あいだ」で使われるものですが、制度や専門職の中に閉じていて、暮らしの側からは遠く見えがちです。
オンケイの代表・谷口慶太は、障害福祉と介護の現場から仕事を始めました。企業に入るようになっても、地域で場をつくり続けているのは、場所が変わっても扱っているものが同じだからです。人を変えるのではなく、人と人、人と組織、人と社会の「あいだ」にあるものを変える。企業と地域の両方に関わることで、どちらの現場で見えたことも、もう一方に持ち帰ることができます。
具体的に、どのような活動をしていますか?
らいおんのとびら(対話の場)
福祉や対話に関心のある人が、立場を超えて話す場です。代表として運営しています。親子向けのイベントやゲストの講話も開き、「分かり合えなさ」を問題ではなく情報として扱える対話を重ねています。
STADT RADIO(FMとまこまい)
一般社団法人STADTの番組。パーソナリティ「慶」として出演しています。福祉を専門用語ではなく日常の言葉で語ることで、関心のなかった人にも届く入口をつくっています。
WELFARE PUZZLE/ぱずビー
一般社団法人STADT(理事)の事業。福祉を「難しいもの」から「触れられるもの」へ変えるための取り組みで、公式キャラクター「ぱずビー」とともに、AIを使った相談の仕組みづくりにも取り組んでいます。
安平町データワーク事業(NPO法人いんくるらぼ)
NPO法人いんくるらぼの顧問として関わっています。障害のある人や、一般就労が難しい人が、地域の中で働く選択肢を増やすための仕事づくり。データ作成業務の作業者マネジメントや、地域の調査設計を担っています。
Inclusive Open Conference
違いを持つ人同士が、同じテーブルにつくカンファレンス。代表として運営しています。誰かの困りごとを個人の問題で終わらせず、関係や環境、社会との相互作用として考える場です。
大学・専門学校での講義
日本医療大学・北海道福祉教育専門学校で、組織論・リーダーシップ・介護・相談援助の授業を担当しています。次の担い手に「聞く」という技術と姿勢を手渡すことも、地域への実践の一つと考えています。
企業の支援と、地域活動はどうつながっていますか?
方法が同じです。
| 方法 | 企業では | 地域では |
|---|---|---|
| 聞く | 職員・管理職・経営者への個別ヒアリング | 対話の場、ラジオ、地域の聞き取り |
| あいだに立つ | 経営者と職員の「あいだ」に第三者として入る | 福祉と暮らし、障害のある人と仕事の「あいだ」に入る |
| 構造を捉える | 個人・関係・組織の3層で整理する | 個人の困りごとを、関係・環境・制度との相互作用として捉える |
| 仕組みに変える | 会議・面談・評価の設計を変える | 場をつくる、仕事をつくる、相談の入口をつくる |
企業で見えたこと(たとえば、助言が届かない構造や、見えない不調の蓄積)は地域での対話に活きます。地域で見えたこと(たとえば、立場や障害で可能性を決めてしまう見方)は企業の支援に活きます。この往復が、オンケイの支援の厚みになっています。
地域活動へのご相談・ご依頼はできますか?
できます。地域団体・行政・教育機関・NPOからの講演、ワークショップ、対話の場の設計、地域プロジェクトへの参画などのご相談を受けています。企業向けの支援と同じく、まず30分の無料相談でお話をお聞かせください。
話すことから、始めませんか。
企業のことでも、地域のことでも。まだ問題なのかどうか分からない段階から、オンケイの仕事は始まります。30分・完全無料・オンライン対応可。